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学会誌JSPEN Vol.3 No.1


原著

nutritionDay oncologyからみた日本と世界のがん患者の栄養状態および栄養管理


著者名

武元浩新1) 3),福島亮治 2) 4),小山 諭1) 2) 5),石井信二1) 6),遠藤龍人1) 7),児島 洋1) 8),斎藤恵子1) 9),篠 聡子1) 10),中瀬 一1) 11),山口 恵1) 12),小谷穣治2) 13)

所属

2015-2020 年度 日本静脈経腸栄養学会(現 日本臨床栄養代謝学会)nutritionDay ワーキンググループ1),同 国際委員会2),公立学校共済組合近畿中央病院外科3),帝京大学医学部外科4),新潟大学大学院保健学研究科5),久留米大学病院小児外科6),岩手医科大学看護専門基礎講座7),南松山病院外科8),東京医科歯科大学医学部附属病院臨床栄養部9),東京女子医科大学病院看護部10),北杜市立甲陽病院外科11),もりえい病院薬剤部12),神戸大学大学院医学研究科外科系講座 災害・救急医学分野13)

キーワード

nutritionDay,がん,日本

詳細
要旨
【目的】2006 年にヨーロッパで始まった nutritionDay であるが,2012 年よりがん患者に特化した調査も行われている.今回,2015 年から 2017 年の national report をもとに本邦および世界のがん患者の現況について報告する.【対象】日本から 748 例,世界から 4,630 例のがん患者が登録されており,平均年齢はそれぞれ71.3 歳,65.4 歳,BMI については 21.6,24.1 となっていた.【結果】終末期の入院患者の割合が,日本の13.4%に対して世界では 4.8%であった.栄養療法についてみると,静脈栄養がおこなわれていたのは日本で18.0%であったが,世界では 10.9%しかなかった.逆に経口栄養補助食品の摂取については,日本では 3.9%しかなかったのに対し,世界では 14.4%であった.【結論】本邦のがん患者の現状を客観的に評価し,今後の栄養療法の改善に向けた基礎資料となる.

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