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学会誌JSPEN Vol.1 No.1


原著

半固形経口栄養補助食品と全粥食による胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術後栄養管理


著者名

大司俊郎1) 4),入江 工1),高松 督1),黒木智恵2) 4),原 純也2) 4),安藤亮一3) 4)

所属

武蔵野赤十字病院 外科1),同 栄養課2),同 腎臓内科3),同 NST4)

キーワード

胃癌術後,術後食,半固形経口栄養補助食品

詳細
要旨
【目的】胃癌術後栄養管理の変化が,術後食の完食者率と術後短期の体重変化に及ぼす影響を検討した.【対象と方法】2011年11月から2017年7月までに腹腔鏡下胃切除術を施行したStage I胃癌の連続症例122例を, 術後栄養管理の違い(術後1日目から半固形経口栄養補助食品を摂取するかどうか,および術後食の違い)により 前期群(n=33),中期群(n=45),後期群(n=44)に分類し,周術期経過,術後食の完食者率,1ヶ月以内の体 重変化を比較検討した.【結果】前期,中期,後期と移行するにつれて,術後食の完食者の割合(33.3%,68.9%, 77.3%)は増加し,体重減少率(7.1±3.9%,6.5±3.5%,5.7±2.2%)は低下した.【結論】胃癌術後栄養 管理において,半固形経口栄養補助食品から全粥食と続けることで,術後食の完食者の割合が増加し,術後の体重 減少を抑制することに役立っていた.

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